Livly有名人:藤山直仁 [埃被りの伝記]
藤山直仁(フジヤマ ナオヒト
1847年2月11日-1931年10月18日
日本の世界に誇るリヴリー学者。
日本で最初にリヴリー(らしきもの)の飼育と培養に成功している。
・藤山直仁の一生
藤山直仁は1947年に神奈川県に生まれた。
16歳の誕生日に、当時貿易商を営んでいた父、藤山東洋(-トウヨウ)に中世ヨーロッパで飼育されていたといわれている、『紅小猿鼠』(おそらくピグミーのこと)のことについて書かれた書物を渡される。
その本を独自に翻訳し、リヴリーへの興味を持つ。
父の貿易商を継いだ後もそのことに興味を持ちつづけ、貿易で手に入れた書物を翻訳し、研究を重ねていった。
そして45歳のときに、独自に作り上げたリヴリー培養装置で、リヴリーを作り出すことに成功した。
そのときの作り出されたリヴリーは、現在一般的に見られるリヴリーやオーガなどではなく、ミジンコのように、小さく培養液の中でしか飼育できないものだった。(実際はミジンコよりかなり大きい)
それと同じようなリヴリーをその後三匹培養したが、病気で盲目になったため飼育ができなくなり、その翌年、海に身を投げて自殺した。
直仁の家族は、あまりに彼の実験が高度だったために、死亡した彼の代わりになるようなものはいなかった、そのため、実験器具や書物を直仁が見を投げた海に向かって投げ入れ、黄泉の国に行った彼の幸福を祈った。
・彼の培養したリヴリー
直径、三寸分(約9mm)(尾も入れると約2センチ)
重さ、三厘分(約1g)
色、無色半透明
姿形、球体の体、細長い突き出た口吻、ゴマより黒く小さい瞳、細長い尻尾
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